各種コース&コース別特徴
『おすすめコース』(約7時間) 25,000円(税込)
最もお申込み頂いているコースです。米軍上陸地点(読谷村)から沖縄戦終結の場所(糸満市)まで、戦線を歴史通りに辿るコース。主に読谷村、宜野湾市、浦添市、那覇市、南風原町、糸満市など、米軍や日本軍が辿ったコースを時系列に南下していきます。
◆このコースの特徴
米軍上陸地点から南下することで、米軍と日本軍の足取りを大まかに捉えることができます。ざっくりと沖縄戦を学びたい場合にはぴったりです。一方で、移動距離が長く、多くの場所を回ることが難しいため、深掘りしたい方は、以下にご紹介する「中部戦跡コース」か「南部戦跡コース」、もしくはその両方(二日間)をご提案しております。
『中部戦跡コース』(約7時間)25,000円(税込)
沖縄戦は「軍隊同士の戦闘」という意味では、南部ではなく宜野湾市から那覇市の間、約5キロという意外に短い範囲で大激戦が繰り広げられました。今も残る陣地壕跡などをご覧いただきます。
◆このコースの特徴
沖縄戦の序盤(4月1日から5月下旬)を深掘りできます。日本軍が防衛陣地を張った宜野湾市から那覇市は、軍隊同士が戦った戦跡が多く、驚く場所にその痕跡が残っています。さらに深掘りしたい場合は、以下の「南部戦跡コース」と合わせてご参加されることをおすすめいたします。
『南部戦跡コース』(約7時間)25,000円(税込)
南部地域は、沖縄戦跡が最も数多く集中する場所といっても過言ではありません。知られざる戦跡などをご覧頂きます。
◆このコースの特徴
沖縄戦跡といえば南部地域を思い浮かべる方も多いはず。特に沖縄戦終盤(5月下旬~6月下旬)に激戦地となりました。中部地域と比べて、軍民混在したエリアなので多くの犠牲者が出たことも南部地域の特徴です。「中部戦跡コース」と合わせると、沖縄戦の大部分を網羅することができます。
『北部戦跡コース』(約9時間 ※移動時間含む)25,000円(税込)
沖縄戦は糸満市など南部が有名ですが、実は北部でも大きな戦いが繰り広げられていました。殆ど知られていない貴重な戦跡をご覧頂きます。
◆このコースの特徴
中部と南部に比べて、大規模ではなくゲリラ的な戦闘が多かったのが特徴です。さらに日本軍による住民の虐殺が多く、今も詳細が明らかになっていないケースもあります。中部と南部の戦跡を御覧頂いたあと、さらに沖縄戦を深掘りしたい方におすすめです。
『伊江島戦跡コース』25,000円+フェリー代等(税込)
「沖縄戦の縮図」と言われるほどの激戦が行われたのが伊江島です。その特徴は、住民が率先して戦闘に参加したこと。全島民の約半数が犠牲になったとも言われています。戦後も107人の犠牲者が出た爆弾輸送船爆発事故や土地の強制接収などがあり、沖縄の戦後の縮図でもあります。こちらの車ごとフェリーで移動して各地の戦跡をご案内します。※日帰りとなります。
◆このコースの特徴
沖縄本島以外で、唯一大規模な地上戦が行われた伊江島には、まだ多く戦跡が残っています。さらに戦後、米軍による土地の強制接収や原爆の投下訓練など、極めて困難な歴史を歩んできました。現在にも繋がる戦後史も含めたご案内が可能です。